Windows10標準機能でSSH認証用の公開鍵と秘密鍵を作成する方法

■はじめに

Windows10 April 2018 Update(1803)からSSHクライアントが標準で使えるようになっていたので
社内イントラのGitlabにSSHでアクセス出来るように公開鍵と秘密鍵を作成する方法を纏めたメモとなります。

■環境情報

OS: Microsoft Windows 10 Pro Update Ver.(1803)

■作業の流れ

1.公開鍵と秘密鍵を作成
2.サーバー情報と秘密鍵の設定

確認作業を除けばコレだけ

1.Windows10でSSHが使用出来ることを確認する

DOS窓(コマンドプロンプト)を起動

sshコマンドを入力
下記のようなコマンドヘルプが表示されていれば使用可能です。
sshコマンド

2.公開鍵と秘密鍵を作成

公開鍵と秘密鍵のファイル名をid_rsa_testとして作業をします。(分かりやすい名称にしましょう)
ssh-keygen -t rsa -f %USERPROFILE%\.ssh\id_rsa_test
ssh-keygenコマンド参考サイト

下記を2つを確認されるがテストなので入力せずEnter
Enter passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:
公開鍵と秘密鍵作成

公開鍵と秘密鍵が作成出来たか確認
dir %USERPROFILE%\.ssh

id_rsa_testが秘密鍵
id_rsa_test.pubが公開鍵となります

公開鍵と秘密鍵作成完了確認

3.サーバー情報と秘密鍵の設定

**********はホスト名
xxxxxxxxxxはユーザー名
ポート番号を伏字にしていませんが、環境に合わせて変更してください

config設定の参考サイト

echo Host ********** > %USERPROFILE%\.ssh\config
echo HostName ********** >> %USERPROFILE%\.ssh\config
echo Port 30001 >> %USERPROFILE%\.ssh\config
echo User xxxxxxxxxx >> %USERPROFILE%\.ssh\config
echo IdentityFile %USERPROFILE%\.ssh\id_rsa_test >> %USERPROFILE%\.ssh\config

サーバー情報と秘密鍵の設定

コマンドでファイルを作成していますが
テキストエディタで下記内容をconfigファイルを編集しても同じ結果です
Host **********
HostName **********
Port 30001
User xxxxxxxxxx
IdentityFile %USERPROFILE%\.ssh\id_rsa_test